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日高報知新聞

秋の祭りを楽しむ【新ひだか】

【新ひだか】三石神社秋季例大祭は3、4日の両日行われ、大勢の人たちが秋の祭りを楽しんだ。コロナ禍の影響を受け、感染防止対策に取り組み縮小して開催。

 3日夜の宵宮祭は同神社境内で行われ、ステージ発表は青葉保育園児によるかわいらしい「踊り!未来のスターを夢見て!」で開幕し、「ちびっこ集まれ!こどもビンゴだよ!」と続き、歌謡ショーでは、苫小牧市を拠点に活動する演歌歌手の栗原ちあきさんが「夜桜お七」「愛の終着駅」「石狩挽歌」など6曲を熱唱した。

 この後、札幌市・ススキノの笑パブ「スター☆すすきの」を経営していたものまね歌手の何ン田研二さんの沢田研二や松山千春などのものまねを楽しんだ。歌手の沢田研二さんのものまねなどでテレビにも出演している何ン田さんは、コロナ禍の影響を受けて、一昨年11月に店を閉店。その後、十勝管内本別町に移住し、現在は炉端焼きをオープンした。キムチ漬けなど地元食材を使用した新商品の開発販売も行っている。笑パブ時代の衣装や小道具は「ものまね出前カー」に搭載され、全道各地にものまねと笑いや元気を届ける活動を現在も続けている。

 何ン田さんは、美川憲一の「さそり座の女」や松山千春の「大空と大地の中で」、井上陽水の「リバーサイドホテル」などのものまねを次々と披露し、最後に沢田研二の「TOKIO」を熱唱した。何ン田さんは途中に「フェイスマスク」や「チョコレート」などを配り、会場は笑いと歓声に包まれ、秋の訪れを告げる恒例行事を楽しんでいた。

 午後4時にオープンした出店は、そばやから揚げ、焼き鳥などが多数ありにぎわっていた。アルコール類の販売はなく、テイクアウトや黙食を呼び掛けていた。

 4日の本祭は、出店はなく巡行のみを行い、午前8時50分に本みこしと獅子舞、大漁みこしが神社を出発。市街地を巡行しながら、午後1時20分神社に宮入りした。

何ン田研二さんによる沢田研二さんのものまねに会場から大きな拍手

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