小学生とダンスで共演 20、28日に紫竹康太さんバレエライブ【函館】
函館出身のバレエダンサー、紫竹康太さん(29)による公演「Ballet LIVE(バレエライブ)Vol.4」が20、28日に市内2会場で開かれる。今年は地元の小学生ダンサーとの共演や演奏者に和太鼓奏者を迎えて、新たな挑戦も披露する。
東京を拠点に活動する紫竹さんが2019年から「Hokkaido Artist Project」と題して、生演奏に合わせて紫竹さんらプロのダンサーがパフォーマンスを披露してきた。
ゲストダンサーに、東京からりこさん、旭川から宮奨さんを迎える。演奏者は函館を拠点とする善波ともみさん(ピアノ)、小田桐陽一さん(パーカッション)、清水彩智さん(チェロ)に加え、札幌から和太鼓奏者の渡部成江さんが出演。渡部さんは紫竹さんが通った札幌市内の高校の恩師で、高校時代から和太鼓の演奏に合わせて踊ることがあったという。
テーマは「Rainy Day」。紫竹さんは「雨にまつわるさまざまな心の動きやメッセージ性を込めた。どんなストーリーなのか見ていただけたらうれしい」と話す。小学生ダンサーは公募で、6~9日にワークショップを開催し、市内の3年生1人と6年生2人と創作に取り組んだ。紫竹さんは「子どもたちの好きなことに対する吸収の早さや枠にとらわれない考え方に学ぶことが多く、一緒に作品をつくるダンサーとして関わっている。最初に考えてきたことよりも難しいことにも挑戦できている」と話している。
20日は函館蔦屋書店で午後2時半開場、同3時開演。定員は50人、紫竹さん、善波さん、小田桐さんの3人による30分の無料公演。28日は亀田交流プラザで午後3時半開場、同4時開演。定員は100人。一般3000円、中学生以下1500円、未就学児無料。申し込みは二次元コード参照。問い合わせは紫竹さん(090・3899・2251)へ。
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