たわわに実ったブルーベリーを見る本田さん

　ブルーベリーファーム・ホンダ（函館市陣川町、本田利春代表）で、今季のブルーベリー狩りが始まった。昨年実なりが悪かった分、今年は豊作だといい、食味も良好。来園者がたわわに実った夏の味覚を楽しんでいる。

　陸上自衛隊に勤務していた本田さん（６１）は２０１５年から２年間、農業経験を積み、１７年に自衛官を退官。ブルーベリーの摘み取り農園を１８年にプレオープン、１９年にグランドオープンした。１ヘクタールの農園に２５品種１４００本のブルーベリーを育てる。主な品種は「ブルークロップ」「ブルーレイ」。

　今季は１０日にオープンしたが、日照不足と雨が続いたため完熟期が１週間程度ずれ込み、１６、１７日ごろから本格的な営業となった。本田さんは「色づきが遅れており、十分な日差しがほしい。味はお墨付きで、粒の大きさはどこにも負けない自信がある」とＰＲする。

　７月中は予約制で、８月から予約なしで入園できる。営業は午前９時～午後５時。入園料は大人１０００円、子ども５００円。実の店頭販売はしていない。問い合わせは、本田さん（０９０・１３８５・０８２２）へ。