日高信用金庫（本店・浦河）は16日、浦河町の基幹集落センター堺町会館で開かれた「夏いちごの日イベント」で新商品サポート事業として新商品開発を依頼した菓子店２店舗の商品を販売した。

　同信金では、浦河町と様似町の地場産品、夏いちご「すずあかね」のＰＲとして食の振興を目的に、「新商品開発に係わるサポート事業」を実施し２年目になる。昨年は浦河町内３菓子店に開発依頼し、今年は新ひだか町三石本町の八木菓子舗と浦河町大通３の梅月堂手取菓子舗に依頼。２店舗は信金と同様に創業１００年を超えるつながりから開発依頼に至ったという。

　新商品は八木菓子舗が①爽やかな甘酸っぱさと粒々の食感が楽しめる「すず茜いちご羊羹」②すず茜羊羹にベルギーチョコレートを煉り込んだ新食感の「チョコいちご羊羹」の２商品。

　手取菓子舗はすずあかねの果肉入りあんを使用し、パイまんじゅうに新しいイチゴの風味と、これまでの定番商品「浦河小唄」の変わらぬ味がマッチングした新しい味「浦河小唄　いちご味」。

　16日の夏いちごイベントでは販売ブースに客が足を止め、人気だった。

　これらの商品は店頭でも販売している。

夏いちごの日イベントで行われた販売で手を伸ばす客