ユーモアあふれる作品を眺める来場者

　ミニチュア写真家で見立て作家の田中達也さんの作品展「ＭＩＮＩＡＴＵＲＥＬＩＦＥ（ミニチュアライフ）展田中達也見立ての世界」（同実行委など主催）が９月１１日まで釧路市立美術館で開かれている。ジオラマ用の人形と身近な日用品を組み合わせた写真や立体作品約１５０点を展示している。

　食器を遊園地に見立てた「ディッシュニーランド」、鉄道模型とパンの食品サンプルを掛け合わせた「新パン線」などユニークな作品が並んでいる。田中さんのファンという札幌市の大学生永井佐和さん（２２）は「日用品を使った作品を見ていると、日常生活にも好奇心が持てる」と話していた。

　時間は午前１０時から午後５時まで。　入館料は一般１２００円（前売りまたは１０人以上の団体１０００円）、高校・大学生６００円（同４００円）、中学生３００円（同２００円）、小学生以下は保護者同伴で無料。