北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

函館新聞

23日にマルシェ 市民への感謝込め魚介類販売【函館】

販売イベントとミニライブをPRする関係者

 顔の見える漁業をアピールするイベント「ハコダテフィッシャーマンズマルシェ」(シエスタハコダテ主催)が、23日午前11時から同施設屋外テラスで開かれる。函館産の活アワビや活ツブ、アカザラ貝、煮タコの刺し身など多彩な魚介、加工品を販売する。漁師たちは「市民への感謝の意を込めたイベントにしたい」と張り切っている。

 シエスタ5周年感謝祭の一環で、函館の若手漁師が捕れたての魚介類を直売するイベントを、昨年2月以降続けてこられたことに感謝する。

 当日は、活アワビ400グラム3500円、活ツブ1キロ600円、アカザラ貝300グラム800円のほか、ホッケのすり身150グラム300円、ホッケの冷凍フライ5枚入り400円、揚げホッケフライ2枚入り300円、揚げサクラマスフライ2枚入り400円、サクラマス切り身冷凍3枚入り300円などが並ぶ。フィッシャーマンズ発起人の熊木祥哲さん(41)=市漁協所属の漁師=は「ホッケ、サクラマスとも脂がのっておいしい。お世話になったシエスタや無印良品、力を貸してくれた市民への恩返しの気持ちを込め、販売したい」と話す。

 また、函館市戸井地区の漁師が捕ったマダコをボイル、刺し身にして240グラム500円、110グラム300円で売り出す。父と兄が漁師の函館の会社員、石田静佳さん(33)は「父と兄が漁獲したおいしいタコを多くの人に知ってほしい。丁寧に下処理しているので、柔らかくどの年齢層でも食べられる」とPR。新型コロナウイルス禍で需要が減り、タコが売れない状況もあったが、今回初めて催事に出展し活路を探す。魚介の販売はなくなり次第、終了。

 午後3時からは「函館の中心で魚を叫ぶ」と題し、魚専門シンガー・ソングライターの齊藤いゆさん(30)=函館出身=がテラスでミニライブを開催。イワシをテーマにしたオリジナルソング「わっしょいわし」、サクラマスの楽曲も制作し披露する予定。齊藤さんは「スペシャルな楽曲も用意するので、楽しみにしてほしい」と笑顔。わっしょいわしの際は熊木さん、石田さん、福田海産(函館)の福田久美子社長(65)らも登壇し、ライブを盛り上げる。

 問い合わせは、シエスタハコダテ(0138・31・7011)へ。

関連記事

函館新聞

品種開発より速く 道南農試で真夏の稲刈り【北斗】

 【北斗】道総研道南農試(市本町、藤田真美子場長)は25日、世代促進温室で試験栽培している水稲の収穫を行った。コメの品種開発をより速くするための試験で、今年1期作目。黄金色に実った稲を、職員ら8...

函館新聞

仏モンティーユ社のワイナリー完成 観光振興に一役 函館市桔梗町【函館】

 仏ブルゴーニュ地方の老舗ワイナリー、ドメーヌ・ド・モンティーユ社の現地法人「ド・モンティーユ&北海道」のワイナリー(醸造所、函館市桔梗町)が完成し、26日に現地で開所式が開かれた。世界的に知名...

釧路新聞

気球体験で阿寒湖一望 地域住民ら空の旅【釧路市】

  マリモで釧路を盛り上げ隊(浅野一弘会長)と釧路みなとライオンズクラブまりも支部(馬場英樹会長)は21日、「気球体験会」を釧路市阿寒湖畔スポーツ広場(阿寒湖温泉5)で開いた。地域住民や外国人観光客...

苫小牧民報

姿勢整え精神統一 28日まで中央院で朝座禅会 苫小牧

苫小牧市元町の曹洞宗寺院「中央院」(荒澤道範住職)は26日から28日まで、本堂で朝座禅会を開いている。初日は市民ら20人が参加。早朝の静寂の中、1時間にわたって精神統一した。  朝座禅会は市民...

苫小牧民報

燻製カシュー ハスカップの枝で 起業型地域おこし協力隊の山下さん 厚真

厚真町の起業型地域おこし協力隊として活動する山下裕由(ひろゆき)さん(34)は、町の特産品ハスカップの剪定(せんてい)された枝を使用していぶしたカシューナッツを開発した。町周辺の木材を活用していぶ...

CATEGORY記事カテゴリー

MEDIA参加新聞社

ARCHIVE月別記事リスト

RANKINGアクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス