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室蘭民報

21年度モニターツアー「好評」 登別版ワーケーション【登別】

モニターツアーに参加し、工学院のワーキングスペースで業務に取り掛かるソルテックの社員

「快適に仕事できた」「福利厚生の一環に」

 観光地でテレワークをしながら休暇を楽しむワーケーションの推進に向け、登別市が2021年度に予定していたモニターツアーが、おおむね終了した。10回実施し、参加者から「快適な空間で仕事できた」と好評だった。関係者は「課題を生かし、今後、より良い環境となるように取り組みたい」と意気込む。

 「雰囲気が良く、リラックスして仕事できた。社員の希望があれば福利厚生の一環としても良いだろう」。登別で4日間ワーケーションを体験したコンピュータソフトウェア開発・ウェブサイト企画のソルテック(札幌)の林稔晃部長は、満足の笑みを浮かべた。

 1月中旬に同社社員6人とともに、モニターツアーに参加。日中は日本工学院北海道専門学校(札内町)のワーキングスペースで働き、夜はカルルス温泉に宿泊した。期間中は、コロナ関連の支援業務に忙殺された。「テニスコートもあり、次は初夏にゆっくりと過ごしたい」と語った。

 「登別版ワーケーション」は、大都市に暮らす会社員をターゲットに、働く場は主に同校のワーキングスペース、宿泊はカルルス温泉にした。休暇は乗馬やスキー体験を楽しんでもらう内容だ。

 モニターツアーは昨年6月に始まった。ソルテックは会社として受け入れる「研修チームビルディング型」に参加した。このほか、家族連れなど「福利厚生型」、個人に対応する「ノマド型」の3タイプに分けて実施され、参加者らとの意見交換を行い、登別に適した在り方を模索してきた。

 「福利厚生型」で参加したのは、米国の会社に勤務し、コロナ禍でテレワークとなったため一時帰国していた篠原千尋さん。昨年11月に道内の両親と叔母を連れて参加した。「カルルス温泉ではゆっくりと休むことができた。泉質も良くて何度も温泉に入りました」と満足そうだった。

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