全長約３メートルのすべり台で遊ぶ子どもたち（山崎純一撮影）

大沼岳陽学校の児童・生徒が制作した雪像

　【七飯】第５６回大沼函館雪と氷の祭典（実行委主催）が１２日、大沼公園広場で２年ぶりに開幕した。今年は新型コロナウイルス対策として、ジャンボすべり台の制作を中止するなど規模を縮小しての開催となったが、多くの家族連れが訪れイベントを楽しんだ。

　会場には、大沼岳陽学校と道立大沼学園の子どもたちや地域住民が制作した雪像を約２５基展示。アニメキャラクターや芸能人を表現した作品が多く、一緒に記念撮影をする姿が見られた。また、大沼湖の天然氷で作った全長約３メートルのミニすべり台も人気を集めた。

　函館昭和小学校３年の野村斗和君（９）は「雪まつりは初めて来た。氷のすべり台は勢いがあって楽しかった」と笑顔だった。

　祭典最終日の１３日は午前９時～午後４時。１４日は一般開放日とし、１５日に取り壊す予定。問い合わせは七飯大沼国際観光コンベンション協会（０１３８・６７・３０２０）へ。