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函館新聞

オンライン併用のプログラミング教室 マナビットが4月に開設【函館】

体験会への来場を呼び掛けるマナビット講師の藤澤真緒さん(左)と川崎代表理事

親子体験会申し込み二次元コード

 プログラミングスクールを運営する函館市の「manabit」(マナビット、藤澤義博代表)は4月にオンライン対応の小中学生向けプログラミングコースを開設する。教室の授業のほか、通うのが難しい遠隔地在住者でもインターネット環境があれば受講可能となる。今月23日からは、函館市内で小中学生向けの親子無料体験会を開催する。

 同社は、道内で教育関連事業を手掛けてきた藤澤代表が昨年秋に設立し、大手町と亀田町の2カ所に教室を持つ。1月にはパソコン教室を全国展開するチアリー(大阪、和田浩一社長)と業務提携を結び、同社の学習コンテンツの道内初導入が決定した。今後、学習カリキュラムの共同開発も進めていく。

 新たなオンラインコースは、教室での受講のほか、自宅や外出先からの受講の選択が可能で、その日の都合や本人のスタイルに合わせることができる。授業ではプログラミング以外に英会話やタイピング練習も含めて行い、毎回発表の時間を設ける。子どもたち以外にも社会人向けのウェブサイト制作や、スクラッチ講師養成コースも設けてICT人材の育成も図る。

 藤澤代表は「新型コロナウイルスの影響で学校に行けない環境となった子どもたちも増えている。GIGAスクール構想が始まり、本来は都市部と地方の格差を埋めるのがデジタル教育だが、格差は広がっている。子どもたちの学習環境の機会格差を埋めていきたい」と話す。

 また、2、3月に実施する体験会は、はこだて地方創生研究会の主催。川崎啓太代表理事は「少子化が進む中、地方創生の要の一つが教育。地域の教育の質の向上をサポートしていく」としている。

 開催日は2月は23、27日、3月は毎週土、日曜日の午前10時、午後1時半から。会場は函館コミュニティプラザ(シエスタハコダテ内、Gスクエア)または北海道新聞函館支社(五稜郭町)3階。参加無料で、オンライン参加も可能。定員は各回親子10組。子どもたちはスクラッチ)を使ったゲーム制作に取り組み、保護者向けにはデジタル教育を取り巻く環境を説明する。申し込みは二次元コード参照。問い合わせは藤澤さん(090・8371・1313)へ。

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