金澤洋介さんの「雪降る八幡坂」

　青森・函館ツインシティ推進協議会は、函館、青森の両市民が互いの街の風景や史跡などをとらえた「青函ツインシティ写真コンテスト」の入賞作品を発表した。最高賞の青函ツイン賞には函館市の金澤洋介さん「雪降る八幡坂」と、青森市のコロ助３９さんの「八甲田のモンスター達」が輝いた。動画部門の審査も行われ、青函ツイン動画賞には函館市のＴｅｒｕｈｉｓａさんの「１分じゃおさまらん」と、青森市の黒竹健司さんの「Ｄｉｖｅｒｓｉｔｙ　ＡＯＭＯＲＩ」が選ばれた。

　今年度のコンテストには写真は函館側３６点、青森側１０３点、動画は函館側５点、青森側８点の応募があった。

　金澤さんの「雪降る八幡坂」は、少し気温が高く、坂のロードヒーティングで雪が解け、なおかつ雪が降っている日を狙って撮影した作品。濡れた坂に街灯がきれいに反射する様子をとらえた幻想的な１枚だ。

　コロ助３９さんの「八甲田のモンスター達」は、雪や氷が木々をおおい怪物のような樹氷に姿を変える「スノーモンスター」を八甲田ロープウェー山頂公園駅付近で収めた作品。自然が生み出す神秘の絶景を見事に収めている。

　写真部門、動画部門それぞれの入賞作品は函館市のＨＰ内「青函ツインシティ写真コンテスト」から閲覧できる。