北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

釧路新聞

空港、駅 帰省で2年ぶり混雑【釧路】

家族連れの姿が昨年より目立った到着口(29日午後1時20分ごろ)

年末年始をふるさとで過ごす人の帰省ラッシュが本格化し、29日の釧路空港やJR釧路駅には、大きな荷物を抱えた家族連れの姿が目立った。新型コロナウイルス感染拡大以前の2019年には及ばないものの、2年ぶりに帰省する人もいるなど、各交通機関はほぼ満席状態となった。

釧路空港では、午後1時15分ごろに到着した東京からの全日本空輸(ANA)便にはほぼ満員の144人が搭乗。到着客出口のロビーでは出迎える家族と久しぶりの再会を喜んでいた。

 7~8年ぶりに釧路に帰省したという神奈川県在住の会社員、佐藤歩未さん(35)は「仕事が忙しく、なかなか帰省ができなかった。コロナもあり久しぶりの遠出。2歳の子供に初めての雪を見せたい」と話し、出迎えの父親と笑顔で対面していた。

 交通各社が発表した予約状況によると、旅客数は前々年に比べ7割から9割程度まで回復した。予約のピークは29日から31日と1月2日から4日にかけてとなっている。

 航空各社の17日時点でのまとめによると、JALグループは釧路―羽田便の予約率が70%ほどで旅客数は前年比8割増。釧路―丘珠便も旅客数は前年比7割増。ANAは釧路―羽田便、中標津―羽田便ともに予約率は約70%で、旅客数は前年比4~5割増。釧路―千歳便と中標津―千歳便の予約率は38~57%。AIRDOは釧路―羽田便の予約率が82%で旅客数は9割増。

 JRはおおぞらの釧路行きが29~31日、札幌行きが1月2、3日に混み合う。都市間バスのスターライト釧路号は年末年始の予約率が前年比150%で、年内は31日まで、年始は2日から5日までほぼ満席。

関連記事

函館新聞

品種開発より速く 道南農試で真夏の稲刈り【北斗】

 【北斗】道総研道南農試(市本町、藤田真美子場長)は25日、世代促進温室で試験栽培している水稲の収穫を行った。コメの品種開発をより速くするための試験で、今年1期作目。黄金色に実った稲を、職員ら8...

函館新聞

仏モンティーユ社のワイナリー完成 観光振興に一役 函館市桔梗町【函館】

 仏ブルゴーニュ地方の老舗ワイナリー、ドメーヌ・ド・モンティーユ社の現地法人「ド・モンティーユ&北海道」のワイナリー(醸造所、函館市桔梗町)が完成し、26日に現地で開所式が開かれた。世界的に知名...

釧路新聞

気球体験で阿寒湖一望 地域住民ら空の旅【釧路市】

  マリモで釧路を盛り上げ隊(浅野一弘会長)と釧路みなとライオンズクラブまりも支部(馬場英樹会長)は21日、「気球体験会」を釧路市阿寒湖畔スポーツ広場(阿寒湖温泉5)で開いた。地域住民や外国人観光客...

苫小牧民報

姿勢整え精神統一 28日まで中央院で朝座禅会 苫小牧

苫小牧市元町の曹洞宗寺院「中央院」(荒澤道範住職)は26日から28日まで、本堂で朝座禅会を開いている。初日は市民ら20人が参加。早朝の静寂の中、1時間にわたって精神統一した。  朝座禅会は市民...

苫小牧民報

燻製カシュー ハスカップの枝で 起業型地域おこし協力隊の山下さん 厚真

厚真町の起業型地域おこし協力隊として活動する山下裕由(ひろゆき)さん(34)は、町の特産品ハスカップの剪定(せんてい)された枝を使用していぶしたカシューナッツを開発した。町周辺の木材を活用していぶ...

CATEGORY記事カテゴリー

MEDIA参加新聞社

ARCHIVE月別記事リスト

RANKINGアクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス