家族バンド「かねあいよよか」の楽曲を披露するＹＯＹＯＫＡさん（右から２人目）と相馬章文さん（父＝左端）、梨絵さん（母＝左から３人目）、至道君（弟＝右端）

　石狩市在住の小学生ドラマー、ＹＯＹＯＫＡさん（１２）が出演する「ＹＯＹＯＫＡの生ドラム講座＆セッションライブ」が２６日、函館市民会館で開かれた。世界の名だたるアーティストが称賛した心揺さぶるパフォーマンスで市内外から集まった観客を魅了した。

　函館で初となるライブはＹＯＹＯＫＡさんのソロ演奏でスタート。ドラムワークショップでは、来場した経験者３人がＹＯＹＯＫＡさんから指導を受けセッションした。

　地元ミュージシャンとのライブでは、函館出身の人気ロックバンド「ＧＬＡＹ」のシングル曲「誘惑」を熱演。札幌の小学生バンド「ロイロイロ」のドラマー、みちさんをゲストに迎えたセッションも披露した。最後は、ＹＯＹＯＫＡさんが所属する家族バンド「かねあいよよか」のオリジナル曲で白熱の２時間半を締めくくった。

　ＹＯＹＯＫＡさんは、８歳で出場した世界的な女性ドラマーのコンテストでは史上最年少のウィークリーチャンピオンに輝いた。英国のロックバンド、レッド・ツェッペリンの「Ｇｏｏｄ　Ｔｉｍｅｓ　Ｂａｄ　Ｔｉｍｅｓ」をカバー演奏した動画が、ボーカルのロバート・プラントの目に止まるなど世界のアーティストから注目されている。