【えりも】町教委は、コロナ感染症防止対策のため今年１月に中止した成人式の代替企画として26日、「成人を祝う集い」を町福祉センターで開き、対象だった新成人約70人のうち町内や札幌市などから７人が参加して再会を喜び合った。

　この日の集いで、川上松美町教育長は「１月の成人式を中止したのは、コロナ感染防止を第一に考えた末のこと。変化の激しい社会でしっかり対応する力をつけてほしい。そうして“古里えりも”を心から愛してほしい」とあいさつ。

　オンライン同窓会では、オンライン会議ツール「Ｚｏｏｍ」で、小、中学校時代の担任だった４人の懐かしい恩師と対面し、当時の思い出を語り近況を伝え合った。

　記念品贈呈は、町内の日本習字えりも支部の在田ひとみ代表が参加者が希望した「漢字一文字」を色紙に書いてプレゼントした。

　町内在住の中野桃子さん（21）は、「成人式には晴れ姿で同級生と再会したかったが、このような機会をつくってもらってうれしいです」と話した。

　来年の成人式は１月９日に開催する。

好きな一文字を手に集いを喜ぶ参加者。中央は川上教育長