最終日も多くの人がツリー点灯と花火の打ち上げを楽しんだ「はこだてクリスマスファンタジー」

　「２０２１はこだてクリスマスファンタジー」（実行委主催）が２５日、閉幕した。新型コロナウイルスの影響で昨年に引き続きステージイベントやスープバーは中止となったが、最終日も多くの市民や観光客でにぎわい、きらびやかに輝く巨大ツリーと冬空を彩る花火の共演でフィナーレを飾った。

　１日に開幕。カナダ・ハリファックス市のモミの木に代わり、２年連続でツリーには道南産トドマツを使用した。最終日も午後６時のツリー点灯に合わせ、多くの市民らが来場。約１５万個の電球で彩ったツリーに明かりが灯り、花火が打ち上げられると、家族や友人と記念撮影などをして思い思いに楽しんでいた。

　家族４人で訪れた函館市桔梗２、桔梗小４年の松本衣咲さん（１０）は「ツリーも花火もたくさんの色があってきれいだった」と笑顔。父の裕輔さん（３７）は「今年は自粛で旅行にも行けなかったが、一年の最後に家族でクリファンに来られて良い思い出になります」と話していた。