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十勝毎日新聞

「とかち検定」家族で挑戦を 受験料割引や合格制度新設【帯広】

親子受験の申込者に贈るドリル(左)などと、イメージキャラクター「鍋ぶた君」の格好でPRする事務局

 帯広商工会議所は「とかち検定」(十勝の観光文化検定試験)について、今年度、新企画「家族ペアdeとかち検定!キッズ・プラス1」を立ち上げた。子どもを含め家族で検定に挑戦してもらう狙い。小学生以下と家族ペア受験の場合に受験料を安くするほか、2人の合計得点による「家族合格制度」を新設した。

 とかち検定は十勝の自然や産業などについて知識を深め、文化観光振興に役立ててもらおうと、2006年度から行っている。公式ガイドブック「地域学とかち」の内容を中心に出題され、初級と上級でそれぞれ70点、80点以上が合格。

 家族ペアde-は、とかち検定で昨年度初めて小学3年生(当時)の合格者が出たことを踏まえ、創設を決めた。小学生以下の子どもと親(もしくは祖父母)が初級を受験する場合、通常大人3300円、子ども1650円のところ、2人で3300円(事務手数料別)。さらに小学生向けの問題集「鍋ぶたドリル」を無料で1冊進呈する。

 家族合格は2人の合計が140点以上であれば、特別に表彰状を授与する。例えば、初級で1人が60点で、もう1人が80点以上なら家族合格となる。

 事務局では「家族で楽しく学び、十勝をより好きになってほしい」とPRする。詳細は帯商ホームページか、地域支援課(0155・67・7360)へ。

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