ライトアップに照らし出された並木道

　【北斗】トラピスト修道院（市三ツ石）に連なる並木道のライトアップが１７日、始まった。日没とともに、スギやポプラの並木が温かい光に照らし出され、多くの来場者が散策や撮影を楽しんだ。２４日まで。

　石別地区観光推進事業実行委（石岡正徳委員長）の主催。午後４時～同８時に点灯する。会期中は２３日までワックスキャンドル制作体験コーナー（無料）を設け、制作したキャンドルは石別小、石別中の児童生徒や、秋の「北斗紅葉回廊」参加者らの作ったキャンドルとともに、最終日の２４日午後５時から点灯し、ライトアップに彩を添える。

　知内小１年の網野想美（このみ）さん（７）＝知内町重内＝は、兄の奏真（そうま）君（１０）、父の晃（こう）さん（３１）と共に会場を訪れ「とても寒いけれど、ライトアップがきれい」と持参したインスタントカメラを並木道に向け「雪が降ったら、もっときれいになるのかな。また来てみたい」と話していた。

　主催者は、１８～１９日と２４日に温かい特製スープやココアを販売。付近の道南いさりび鉄道線では、１９日から２４日まで「夜景列車」が走る。