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函館新聞

函バス×いさ鉄1日共通切符発売【函館】

共通1日フリー切符を手に利用を呼び掛けるいさ鉄スタッフ

 函館バス(森健二社長)と道南いさりび鉄道(函館、川越英雄社長)は、1日共通乗車券「いさりび1日カンパス」の発売を始めた。函バス指定エリア内といさ鉄全線(五稜郭―木古内)を1日乗り放題、自由に乗り降りできるフリー切符で、両社のコラボレーション商品は初めて。

 新型コロナウイルスで落ち込んだ観光需要に対応する道の「ぐるっと北海道・公共交通利用促進キャンペーン」を活用、定価は大人1800円、子ども900円のところ、半額の900円、450円で利用できる。交通事業者1社単独だと3割引きで、バスと鉄道など異なる業種の場合は5割まで補助が受けられる。現在、道へ補助金を申請中。

 函バスの指定エリアは同社の1日乗車券「1日カンパス」と同じで、快速瀬棚号、函館夜景号、高速はこだて号を除く。いさ鉄は1日乗り降り自由、乗り放題だが、五稜郭―JR函館駅間は別途料金が必要。

 いさ鉄企画営業課の春井満広さんは「共通1日フリー切符で、利用者の利便性向上につながり、行動範囲も広がるのでは」と話す。

 販売は2月28日まで、利用日の7日前から購入可。スマートフォンで購入でき、画面が切符になる電子チケット「ドーナ!!」も。

 紙券の発売場所は、函バス函館駅前案内所、函館営業所、昭和営業所、日吉営業所、知内出張所、函館国際ホテル、東横イン函館駅前大門、津軽海峡フェリー函館ターミナル売店、函館空港総合案内所(国内線到着ロビー)、北斗市観光案内所、道の駅みそぎの郷きこない、ツーリスト道南、北斗市商工会、フラワーショップ清水目、澤田米穀店、JRイン函館、いさ鉄五稜郭駅売店、いさ鉄本社窓口。

 問い合わせは、函バス函館駅前案内所(0138・22・8111)またはいさ鉄(同83・1977)へ。

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