甲子園出場に向け工藤市長を表敬訪問した函大有斗高校硬式野球部ＯＢ

　１２月４、５の両日に兵庫県の阪神甲子園球場で開かれる、元高校球児による「マスターズ甲子園」に初出場する函大有斗高校硬式野球部ＯＢが２５日、工藤寿樹函館市長を表敬訪問した。

　昨年１月に発足し、新型コロナウイルス感染拡大の影響で１年越しに開催された１０月の北海道大会では準決勝で静内にサヨナラ勝ち、決勝戦は室蘭大谷に逆転勝ちして夢舞台の切符を手にした。

　チームを代表して内藤重彰代表や同部ＯＢ会の高田純会長ら５人が優勝カップを持って訪問。甲子園出場の報告や試合への意気込みを語った。工藤市長は「楽しんで一体になって頑張ってほしい。有斗野球の歴史、伝統を大事しながら盛り上げてくれれば」とエールを送った。

　内藤代表は「楽しみながらも市の代表として恥ずかしくない試合をしたい」と話し、高橋貴博監督は「身が引き締まる思い。あらためてやってやるという気持ちになったし、行くからには勝ちたいし、函館市を盛り上げていきたい」と抱負を語った。

　マスターズ甲子園は今年で１８回目。４日に５試合、５日に４試合を実施し、函大有斗ＯＢは５日第２試合で大津（熊本県）と対戦する。