おでん、クリスマス列車楽しんで いさ鉄【函館】
北海道オプショナルツアーズ(札幌)は、道南いさりび鉄道(函館、川越英雄社長)の観光列車「ながまれ海峡号」を使った「いさりびおでん列車」(11月20日)と「クリスマストレイン」(12月25日)を実施する。熱々のおでんやクリスマスムードが満喫できる恒例企画で、いさ鉄は参加を呼び掛けている。
おでん列車は、沿線自治体の官民で構成する「道南いさりび鉄道地域応援隊」が開業3周年を記念し、2019年3月に初めて企画。同年11月、今年3月と催行し、今回で4回目。
行程は、午後3時20分にJR函館駅に集合し同50分に出発。上磯駅では、駅前商店会有志がホーム上でつまみなどを立ち売りする。矢不来で停車し、おでんや海鮮丼を提供。木古内駅に到着後は、道の駅みそぎの郷で買い物を楽しんだ後、車内に戻りレストラン「どうなんデス」のデザートを提供する。茂辺地駅では、約20分停車し、地元住民がもてなしを計画している。函館駅に同7時47分に着く。
16年の開業年から毎年続けているクリスマストレインの行程は、同3時20分に函館駅に集合し同50分に出発。上磯駅ホームでの立ち売りを経て木古内駅に到着。みそぎの郷で買い物を済ませた後、木古内駅を出発し、どうなんデスのデザートを味わう。車内ではラッキーピエロのチャイニーズチキンバーガーやポテト、チキンモモなど7種類のオードブルが付く。茂辺地駅で地元住民によるもてなしが催される予定。函館駅には同7時47分到着。
どちらも定員24人で、最少催行人員は2人。価格は大人、子ども同額で1万1000円。出発日の10日前まで受け付け可能(定員になり次第締め切り)。 いさ鉄企画営業課の春井満広さんは「車窓から夜景を見ながら楽しんでほしい。クリスマスは車内の飾りやスタッフもサンタクロースの格好をするなど、クリスマスムード一色で迎えます」と話している。
申し込みは、北海道オプショナルツアーズ(011・212・1170)へ。
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