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函館新聞

乾燥ニンニクいかが 北斗で販売中 ソーシャル・エイジェンシー【北斗】

大きさが際立つ乾燥ニンニクをPRする林さん

 【北斗】野菜の有機栽培に取り組む「ソーシャル・エイジェンシー」(函館市富岡町1、榊清市社長)は、自社農場で育てた乾燥ニンニクを販売している。大人のこぶしよりひと回り大きいサイズで、素揚げや丸焼きにすると、とろりとして柔らかく甘みも際立つ。道南でニンニクを栽培・出荷するのは珍しい。

 同社は、青森産ニンニクを有機の固定種として育て上げ、今年で7年目。北斗市細入のハウスと露地で計150株を生産している。前年秋に種を植え、7月10日前後に収穫する。収穫後2週間は生ニンニクとして販売、その後、乾燥させ乾燥ニンニクとして販売する。販売は11月まで。現在は、函館のコープさっぽろやレストランに出荷している。EM菌を使い土壌の栄養状態が良いため、大ぶりなニンニクができるという。

 無臭で、加熱すると甘みが増す。素揚げや丸焼きのほか、細かく刻んでカレーやパスタ、マーボー豆腐・ナスなど調理に利用してもおいしい。農場管理者の林清美さん(56)は「ニンニクは胃腸の働きを活発にする作用があるとされ、一度に食べる量は2粒までにしてほしい」としている。

 市細入の農産物直売所でも扱っている。午前10時~午後3時。日曜定休。価格は大きさによって異なるが、4~5粒で500円。

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