コンサの選手もリモートで【浦河】
相互連携協定を締結している北海道コンサドーレ札幌とJAグループ北海道主催の「みんなのよい食JA親善大使2021inJAひだか東」が9日、浦河町西舎の優駿ビレッジアエルで開かれ、サッカー少年団のサッカー教室や、北海道コンサドーレ札幌の現役選手2人とイチゴの食育学習を行った。
「みんなのよい食JA親善大使」は、2010年から開始して以来、これまで全道63カ所で実施しており、サッカー教室のあと、普段何気なく口にしている食事や食材に関連し、自分が住んでいる地域の農業について改めて見直し、参加者全員で「よい食」とは何かを考える目的。
浦河町に本所があるJAひだか東が通算65カ所目に選ばれ、町での開催は初めて。
この日は、コンサドーレ北海道スポーツクラブから金浜正明さんと藤村茉由さん、株式会社コンサドーレ事業部の神谷純平さんが町を訪れた。アエルサッカー場での開会式のあと、サッカー教室がスタートし、集まった浦河サッカー少年団員とその兄弟計21人がパス、ドリブルなどの技術を学び、最後に試合形式の練習で90分間汗を流した。
食育学習はアエルのウエルカムセンター会議室に場所を移して行われた。現役選手とリモートで繋ぎ、МF小野伸二選手とFW中島大嘉選手もイチゴについて学習。
ひだか東農協営農生産部営農生産課の工藤智さんが講師となり、日高東部地区の紹介や、気候、すずあかねの生産量・販売額、選果から出荷までなどを小学生にもわかりやすいように説明し、子どもたちも真剣に臨んでいた。
最後は小野、中島両選手へ質問コーナー。現役選手へ緊張気味に「どうやったらサッカーが上手くなりますか」「常に試合中意識していることは何ですか」などの質問を投げ掛けると、両選手は丁寧に答えて、サッカー少年団員たちを応援していた。
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