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釧路新聞

最優秀に厚岸翔洋高 NoMaps、高校生ビジネスコンペ【釧路市】

賞状を手渡した伊藤審査委員長(左)と最優秀賞を獲得した厚岸翔洋高校の生徒

  釧路、根室地域の課題解決を探求する場を設け、これからの地域をデザインすることを目的とした「NoMaps(ノーマップス)釧路・根室2024」(実行委主催、委員長・木村琴絵ジョイゾー取締役副社長)の高校生ビジネス&地域創生コンペティションが19日、釧路プリンスホテルで開かれた。最優秀賞には「水産業のDX化に挑戦~熟練漁師の経験値をデータ化してみた」と題し発表した、厚岸翔洋高校海洋資源科生産コースが選ばれた。

 ノーマップスは2016年に初めて札幌で開催、「釧路・根室」は19年から行われ、今年で6回目。今年度は「Action!『ネイチャーポジティブ』~未来への選択」をテーマに、ガストロノミー観光やサウナによる地域振興、物流問題や養殖ビジネスなど5テーマで、カンファレンスセッションが19日、釧路市内で開かれた。

 この日行われた地元高校生によるビジネスコンペティションは、地域の将来を担う人材育成を図り、輝く地域の可能性を模索するもので、釧根管内の13校20チーム、約120人が参加。登壇した生徒は地域の特性を生かしたビジネスプランを7分間の持ち時間で発表した。

  最優秀賞の厚岸翔洋高校は水中ドローンを使い海中を見える化。IT技術を使い、ホタテ漁場の資源量マップ作製や海洋センサーブイのデータでカキの産卵予測などを行った成果を発表した。優秀賞には標茶高校「食品ゼミ鹿班」と中標津農業高校「肉加工研究班」が選ばれた。

 審査委員長を務めたクリプトン・フューチャー・メディア(札幌)の伊藤博之社長は「今回の発表は社会課題の解決、食と観光資源を有効に使う取り組み、IT技術を扱うという三つの特徴が多かった」と講評、「これからもこの三つのことを意識して高校生活を頑張ってほしい」と語った。

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