全道フットサル選手権大会で準優勝したＡｒｅａｒｅａＦＣの選手たちと大野町長（後列右）、田中副町長（同左）

【新ひだか】道サッカー協会、道フットサル連盟主催の「第36回全道Ｕ―15フットサル選手権大会」兼「ＪＦＡ第30回全日本Ｕ―15フットサル選手権大会」北海道代表決定戦が11月30日、12月１日の両日、釧路市のウインドヒルくしろスーパーアリーナで行われ、苫小牧地区代表として出場したサッカー少年団「Ａｒｅａｒｅａ（アレアレア）ＦＣ」（寺岡健代表・本庄宏太郎監督）が準優勝し、全国大会への出場権を獲得する快挙を達成した。５日、選手14人と本庄監督が役場静内庁舎を表敬訪問し、大野克之町長に大会結果を報告した。

　大会には全道から地区予選を勝ち抜いた16チームが参加。４ブロック（各４チーム）に分かれて予選リーグ、各１、２位による決勝トーナメントが行われた。

　準優勝したＡｒｅａｒｅａＦＣは、山腰崇真主将（静中３年）、大沢瑛明さん（同）、沖中理巧さん（富中３年）、川上光さん（静内第三中３年）、林莉句さん（同）、佐々木梛智さん（静中３年）、鳥海隼人さん（静内第三中３年）、佐々木湊人さん（同２年）、植村煌心さん（同）、竹内貴都さん（同）、津山亘也さん（同）、二子玄路さん（同）、中村楓真さん（同）、中川蓮さん（新冠中２年）の14人のメンバー。

　30日の予選リーグは、ＨＫＤ（札幌）に３―１、北見市立光西中（オホーツク）に８―１、コンサ室蘭（室蘭）に４―３で勝利し、Ａグループ１位で予選リーグを通過した。

　１日の８チームの決勝トーナメントは、１回戦でプログレッソ十勝（十勝）と対戦し３―２、準決勝はＲｅｇａｒｉｓ小樽（小樽）を３―２で下した。決勝戦は、ＨＫＤに８―０で惨敗した。

　山腰主将は「全国大会出場を目標としていたので、とにかくうれしい。全国大会で優勝を目指したい」本庄監督は「選手たちはよく頑張った。全国大会出場は大変ありがたく、選手の出せるものを全て出して、日高の闘う姿を全国に見せたい。選手と一緒に全国大会を頑張りたい」と話した。

　大野町長は「準優勝おめでとう。初の全国大会で、３年生は締めくくりとして、全員でカバーしあいながら頑張ってきてほしい」と激励した。

　全国大会は、来年１月11日から栃木県宇都宮市の日環アリーナ栃木で、16チームが出場し行われる。