まちゼミのアンケート結果などを説明する仁岸委員長

【新ひだか】知って得するお店の専門知識やプロのコツを無料で学び体験できる「第６回まちゼミｉｎ新ひだか」（年１回の開催）は、９月12日から10月13日まで参加24店舗で開催され、27講座に２０７人（前年２３１人）の受講者が店を訪れた。実行委（仁岸稔委員長）の主催。

　今回は、学ぶ・きれい・健康・食べる・作るなど多彩な開催チラシを配布し、各店で予約を受け付け、店主やスタッフが講師となり３～５人の１時間程度のミニ講座を開いた。

　結果検証会は、５日に町商工会２階で開かれ、昼５人、夜13人が参加した。

　仁岸委員長が進行し、①まちゼミの開催概要②参加者アンケートの分析③実施店舗アンケートの分析④意見交換（実態、傾向、改善点、良かった点と課題など）⑤次回実施に向けて―グループワークなどで検証した。

　実行委がまとめた第６回まちゼミの結果では、コロナが緩和されたこともあり、受講率は78％（前年76％）と過去２番目となった。

　アンケート結果では参加者に、「不満」はなく大満足と満足で「満足度」98％となった。女性73・４％、男性26・６％で町内が88・７％、町外11・３％、年代別では50代が28・７％、40代が18・５％、60代が17・４％の計64・６％、30代が８・２％、20代が４・１％との順となっている。

　実施した店舗アンケートでは「積極的に意見や質問が多く出た」「参加した人に楽しんでもらえた」「親子でも参加できるようにしたことがよかった」「体験してもらうことが参加者の満足度につながると思った」などの声が多く寄せられている。反省点として「初めての試みで時間配分が難しかった」「日時、人数についてもう少し考える必要がある」「テーマの見直しが必要」「小さいお子さんにも楽しんでもらえる内容を考えたい」などの声も聞かれた。

　仁岸委員長は「参加者に満足いただけて良かった」、今後は「運営は、各事業所からの参加費のみでは厳しい。参加事業所と講座数を増やすことや講座内容なども検討し、ブラッシュアップしていきたい」と話していた。