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苫小牧民報

あびらD51が1位 完走者が選ぶ  家族で訪れたい「道の駅」

安平町追分柏が丘の道の駅あびらD51(デゴイチ)ステーションは、北海道開発局が発表した「完走者が選ぶ北海道『道の駅』ランキング2023」で、「家族で訪れたい『道の駅』(子どもや高齢者に優しい「道の駅」)」部門で初めて1位に選ばれた。蒸気機関車(SL)を展示するほか、トイレにバリアフリースペースや授乳室を完備していることなどが評価された。

完走者が選ぶ北海道「道の駅」ランキング2023で、家族で訪れたい道の駅部門1位になった道の駅あびらD51ステーション

 ランキングは、道内の道の駅計127駅で実施されたスタンプラリー(実施期間23年4月22日~24年3月20日)の参加者3万7069人のうち、完走者3014人のアンケートを集計したもので、「冬に訪れたい『道の駅』」など8部門の上位10駅を2日に発表した。

 道の駅あびらD51ステーションは「家族で訪れたい『道の駅』」部門で20年と21年に2位、22年は3位になっている。今年は同部門で195票を獲得して1位になった。さらに「トイレがきれいだと感じた『道の駅』」部門で10位(49票)、「再度訪れたい『道の駅』」部門で10位(44票)となった。ランキング圏外だったが、「ゆっくり休憩できたと感じた『道の駅』」部門では、人気の道の駅として紹介されている。

 家族で訪れたい理由として、完走者からは「施設全体がゆったりして、地元野菜の販売や機関車があり、バリアフリーになっていて家族みんなで楽しめる」「D51があり、子どもが喜ぶように工夫されている」などの高評価が寄せられた。

 同駅を運営するあびら観光協会は「スタンプラリーの完走者から選ばれ、とても光栄。スタッフの励みになる」と受け止める。

 施設内では、町の特産品や農産物、地域食材を活用した食事を購入でき、開放的な休憩コーナーはイベント会場として利用されている。併設する鉄道資料館には、SLの「D51―320号機」や鉄道関連資料が展示され、4~10月に見学できる。

 有志が集まり、定期的にD51の屋外展示とミニSLの運行、特急列車「キハ183系」の車内公開も実施しており、同観光協会の木村誠事務局長は「ファミリー層が楽しめ、リピーターが訪れるよう、事業やイベントをアップデートしていきたい」と話した。

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