びらとり交流フェアで自己紹介をする参加者

【平取】町内の自治会で構成する平取町自治振興会（互野勝弘会長）は11月30日、町中央公民館で「びらとり交流フェア～令和６年度町づくり住民大会」を開き、参加した町民約90人が交流を深めた。

　町づくり住民大会は、町民の交流と自治意識の啓発などを目的に毎年開催。今年は、「びらとりフェア」として高校生や外国人農業研修生、新規就農者などさまざまな年代や職業の人たちが、地場産の食材を使った料理や豪華賞品が当たる大抽選会などで交流を深めた。

　主催した同会の互野会長は「町内には15の自治会がある。この機会に絆を深め、楽しい町になってくれることを願う」とあいさつし、来賓の遠藤桂一平取町長は「インターネットを通じた交流もあるが、こうして直に顔を会わせて人と人とのつながりを持ってほしい」と呼び掛けた。

　昨年４月に新規就農者として東京都から移住した池田裕作さんは、妻の久美子さん、長男の源太郎くんの３人で参加。「新規就農者の横のつながりはあるが、異業種の人たちと交流することで輪が広がっていく。早く町に馴染んでいきたい」と笑顔で話した。