加藤場長（左）を講師にドローン操縦に挑戦する子どもたち

【新冠】ｍｍガードと町商工会共催による「ドローン体験教室」が９日、地域交流センター朝日の森（旧朝日小）で開かれ、午前と午後の部に10組34人の親子が参加し、ドローン操縦を楽しんだ。

　東京のソフトウエア会社の「ｍｍガード」がサポートした。「ｍｍガード」は、旧朝日小校舎の１部を人口知能（ＡＩ）を使ったソフトウエア開発やドローンのテスト操縦飛行などの試験に活用している。

　講師は加藤正行場長が行い、教室で①ルールとマナー②操縦説明（コントローラーのステック操作など）③初心者モードの飛行練習④動画・写真撮影（ノーズインサークル、山越え、クレーンショット）―などドローン操縦を詳しく説明。屋外に移動し、家族ごとにドローンの操縦に挑戦した。

　順番待ちの時間で、子供たちは建物周辺の枯れ葉をレーキやブロアー（送風機）を使って拾い集めた。集めた枯れ葉で、焚き火の焼いもや石を使った焼いもづくりを体験し、約２時間で焼き上がったホクホクのサツマイモをみんなでおいしく食べた。

　ドローンの操縦体験者には、難しい技の①ノーズインサークル②山越え③クレーンショットを習得した修了証が一人ひとりに手渡された。

　古岸から参加した藤原佳代子さん親子の直純さん（小６）、葵さん（小３）、さつきさん（小１）は、「難しいと思っていたが、意外と簡単にできた。また、飛ばしてみたい」と笑顔で話した。