「荻伏村歌」に「浦河音頭」も 浦河町老ク連 第51回町老人福祉大会【浦河】
浦河町老人クラブ連合会(山本明義会長)主催の第51回町老人福祉大会が22日、町総合文化会館で開かれ、各クラブの芸達者たちが自慢ののどや息の合った舞踊を披露し交流を深めた。
健康増進、奉仕活動の実践、地域の事故絶滅、互助活動の推進―を大会スローガンに、町内7クラブの会員と来賓、ボランティアら約150人が参加。芸能発表には例年の約2倍の42組が出演した。
開会に先立ち、東町親和会の役員として5年以上運営・指導に尽くした熊野重雄さんに会長表彰が贈られた。
大会長の山本連合会長のあいさつで開会し、芸能発表午前の部は浦河寿会の釜石澄子さんら12人による舞踊「ふれあい人生」で開幕。午前は20組が出演し、薮田誠期さん(杵臼長生会)はカラオケ「浪花盃」を熱唱。熊野カツ子さん(東町親和会)はものまね「花街の母」で会場から大きな声援を受けた。荻伏明生会の宮崎工さんら7人は、荻伏村が誕生した明治35年当時の生活の様子を歌詞にした合唱「荻伏村歌」を披露。桑田敏子さん(83)は「このような機会がなく、皆さんの前で歌ったのは小学校以来。最高でした」と振り返った。
午後からは22組が出演。東町親和会の佐藤益子さんら19人は、昭和52年8月にうらかわ港まつりで千人規模で踊った歴史のある「浦河音頭」を披露。この後も、堺町福寿会の髙松喜美代さんら12人のダンス「マンボー」、馬場光男さん(幌別和光会)のカラオケ「霧の摩周湖」、などと続き、最後は松本アヤ子さん(西舎ピシカリ会)の「夫婦鶴」で締めくくった。
この日は、浦河署の伊藤健太朗地域・交通課長が講話で交通安全を呼び掛けた。
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