会場を盛り上げた植村雪枝さんの「南京玉スダレ」

【新ひだか】町老人クラブ連合会静内支部（及川泰明支部長、会員約５５０人）の研修会「芸能発表会」が23日、町公民館で開かれ、１０８人が参加し、マンドリン演奏や歌、舞踊を楽しんだ。

　及川支部長は「今日は、あいにくの悪天候。マンドリン演奏や芸能発表を見たり、歌を聞いたりして、楽しい時間を過ごしてほしい」と話していた。

　午前の部は、静内プレクトラムアンサンブル（蚊野好之代表）の11人が演奏。「シバの女王」「太陽がいっぱい」「ああ上野駅」「襟裳岬」「四季の歌メドレー」など12曲を披露。歌詞カードも配られ来場者と一緒に歌いながら演奏。マンドリンとギターの音色を会場いっぱいに響かせ、大きな拍手が送られた。

　午後の部は、芸能発表で司会進行は、第５静老会の阿部行雄会長が務めた。全体合唱曲「大阪ラプソディー」で大きな声を会場に響かせ開幕。前半は、３度の飯より歌が好きという大槻専一さん（第２静老会）の「浪花節だよ人生は」でスタートし、酒折一さん（東静内老人クラブ寿会）の「花も嵐も」、土肥明美さん（清老クラブ）の舞踊「悲しい酒」、平岡ヒサ子さん（第５静老会）の「人生みちづれ」、特別出演の植村雪枝さん（第１静老会）が「南京玉スダレ」と話術で会場を盛り上げた。

　後半は、池田良平さん（すずらんの会）の「俺ら東京さ行ぐだ」、三木田照明さん（豊畑老寿会）の「大空と大地の中で」、櫻井澄子さん他４人（東静内老人クラブ寿会）の舞踊「博多ア・ラ・モード」、三戸智子さん（第５静老会）が「祝い酒」でを歌いトリを務めた。舞踊、歌謡曲など９演目の芸能発表会で、日ごろの活動成果を披露し、楽しい時間を過ごした。

　会場後方には、池田良平さんの「帰ってきた寅さん」の収集展示、三浦法子さん、谷岡豊子さんの手芸作品、三木田照明さんの絵画作品が展示されていた。