15日から活発にスタートしたオータムセール

【新ひだか】静内神森の北海道市場で、今年最後のサラブレッド１歳馬の競り市「オータムセール」（日高軽種馬農協主催）が15日開幕した。16日までの２日間の日程で、３８３頭（牡１６０頭、牝２２３頭）が上場登録している。

　オータムセールは、日高軽種馬農協が主催する今年最後の競り市。昨年も２日間開催で、４３５頭（牡２０１頭、牝２３４頭）が上場し、３３０頭（牡１５９頭、牝１７１頭）が落札され、売却総額は13億１２４１万円（税込）、売却率は75・86％だった。

　15日は、展示が午前８時半から実施され、競りは11時半から開始で１８８頭が上場。駐車場は満車となり、会場には多数の購買希望者や競馬関係者が訪れた。またオンラインシステムも好調で購買希望者に浸透してきている。

　競り開始を前に市場長の古川雅且日高軽種馬農協組合長は「今年最後のセールになります。秋の成長した姿を見せる良質馬が多数上場しており活発な競りをお願いしたい」とあいさつ。

　この後、早速競りが開始され、購買希望者が注目馬に熱い視線を送り、活発に競り上げていた。