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室蘭民報

合言葉は「全国切符」 全日本サッカー道大会12日開幕、コンサ室蘭U-12「一戦一戦、勝ち切る」【室蘭】

全国大会目指し道大会に臨むコンサ室蘭イレブン(提供写真)

 少年サッカーの北海道コンサドーレ室蘭U-12(大坂誠二監督)が、12日に室蘭市で開幕するJFA第48回全日本U-12サッカー選手権大会北海道大会に出場する。イレブンは、初の全国大会出場を目指し、気合が高まっている。

 大会には各地区を勝ち抜いた16チームが出場し、トーナメント方式で行われる。優勝チームは、12月に鹿児島県で開催する全国大会に出場する。

 コンサ室蘭は今季、全道大会につながる主要大会の室蘭地区予選全てで優勝した。全日本道大会につながる同地区のリーグ戦では7戦全勝、64得点2失点で制覇。チームは道大会に向け好調を維持している。

 コンサ室蘭はボールを保持して主導権をにぎり、積極的に仕掛ける攻撃が特徴。嶋田雄二コーチも得点にこだわって練習を重ねてきたと強調。「失点は覚悟している。ただ、それを上回る得点を取ることができる」と仕上がりに自信を見せる。

 攻撃ではFW佐藤陽之助選手(6年)を基点にMF浦本悠翔主将(同)やMF島守大翔選手(同)らが組み立てる。道大会に出場する強豪との対戦を見据え、コンサ室蘭U-15の選手らと実戦形式で調整。中学生のスピードや強度を体感し、課題の整理や局面ごとの打開方法をすり合わせてきた。

 FW佐藤選手は「チームは絶好調。相手は強いが自分たちのサッカーをするだけ」と頼もしい。チーム練習以外でもシュート練習に取り組んでいるとし「ハットトリックしたい。優勝して、全国大会に行く」と力を込めた。

 攻守の中心を担うのは浦本主将。高い技術に加え、豊富な運動量と絶妙なポジショニングでチームを支えるかじ取り役だ。

 伊達市出身。兄の影響で年中からサッカーを始めた。コンサ室蘭のセレクションに合格し、小学2年時に入団。当時を振り返り「周りの選手が上手で刺激しかなかった」と実感を込める。自身でも映像を見ながら研究し、テクニックやドリブルを磨いてきた。

 主将任命を受けたが「チームのためにプレーすることに変わりはない」と力強く語る。今季の最高成績は道内3位。決定力やミスが勝敗を分けるとし「集中してみんなで練習できている。一戦一戦、勝ち切りたい」と闘志を燃やす。

道大会での活躍が期待される浦本選手

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