5千人を突破 だて歴史ミュージアム、本年度の有料入館者数【伊達】
前年より1カ月早く、幸運の3人に記念品
伊達市の開拓の祖、亘理伊達家ゆかりの資料などを多く展示する「だて歴史文化ミュージアム」(梅本町)の2024年度有料入館者数が、5千人を突破した。昨年よりも1カ月ほど早く到達し、昨年を上回る入り込みに関係者の期待が高まっている。
同館によると新型コロナウイルスの5類移行に伴い、道外からの団体客の利用が増えているという。また、「独眼竜」の異名を持つ戦国武将、伊達政宗の直筆書状を公開した企画展「伊達政宗文書をよむ北に渡った独眼竜の書状」(7月6日~9月23日)なども要因とみている。23年度の有料入館者数は7859人だった。 今年、5千人目の幸運をつかんだのは、福島県南相馬市から道内旅行中だった鈴木成男さん、サキイさん夫婦と知人で室蘭市の門馬稔子さん。同館から記念品としてオリジナル藍染め扇子やクリアファイルなどが贈られた。3人は「本当に驚いた」と話していた。
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