日高信金えりも支店前の国道で神輿３回転を勇壮に披露

【えりも】町内本町の住吉神社（手塚裕紀宮司）秋季例大祭が14～16日まで、３日間の日程で行われた。15日の本祭りでは、航空自衛隊員37人と町職員、商工会員、高校生など総勢70人の担ぎ手神輿（みこし）の行列が新浜地区から大和地区までを練り歩き、３地区自治会の花ぐるまと子ども神輿をお伴に巡行した。

　８地区自治会の神輿お休み所では、各自治会役員らとともに、地域の安泰を祈願し、随行の町郷土芸能・えりも駒踊りが勇壮な舞を披露した。

　巡行では、日高信金えりも支店前の国道で威勢の良い掛け声に合わせて神輿が豪快に３回転を披露し、大勢の見物客が拍手喝采で称えた。正午には、灯台公園ステージ前で、駒踊りが勇壮な舞いで祭りを盛り上げた。

　午後からの、神輿「海上渡御」は、晴天ながらもあいにく海面に白波が立ったことから港外巡行を取りやめて、サケ定置網漁船・第十八襟裳丸に鎮座した神輿が、伴走船２隻を従えて、えりも港内を５回巡回して、航海の安全と大漁を祈願した。

　関係者らは、本祭りが晴天に恵まれたことに安堵し、終了後は、各自治会で参加会員らが集って家族らとともに、ビンゴゲームやくじ引きを楽しみ、会員相互の交流を深めあった。