函館市は９日、台湾の新興航空会社スターラックス航空が台北（桃園）―函館線について、現行の週５便から週３便へ減便すると明らかにした。期間は１０月２７日～来年３月２９日で、機材繰りが原因とみられる。

　市によると、今月６日付で同社日本支社からメールで通知があった。同社は今年２月に函館―台北間を新規就航し、月・火・水・金・土曜の週５便運航しており、直近の搭乗率は６、７月とも８割を上回ったという。

　変更後は月・水・金曜の３往復となる。６月の台湾プロモーションで大泉潤市長がスターラックス社を訪問した際は、減便の話はなかったとしている。

　市港湾空港部は「搭乗率が好調だっただけに減便は残念。夏ダイヤの運航計画は分からない。できれば現状を維持してほしいので、機会を捉えて要望活動に取り組む」としている。