釧路市阿寒湖温泉で８日、ＮＰＯ法人阿寒観光協会まちづくり推進機構（松岡尚幸理事長）主催のイベント「夏と秋の間の物語」が阿寒湖まりむ館駐車場特設コーナーで行われ、地域住民や観光客が楽しんだ。

　同温泉地区にさらなるにぎわいを創出しようと、昨年からはじまったイベント。会場では、ベトナムやネパール、ミャンマーから来てホテルで働く技能実習生たちが、カレーや春雨スープなど郷土料理を販売したり、観光協会カフェではご当地サイダーのまりもサイダーなどを提供。ステージでは、世界的ダンサーのタツオ・ヤマモトさんのダンスなどが披露された。豪華景品が当たる大抽選会も行われ、秋晴れの下盛り上がった。

　同協会の古川幸男専務理事は「夏はインバウンド（訪日外国客）が好調で、にぎわいがコロナ禍前に戻ろうとしている。秋の紅葉シーズンに向けて阿寒湖温泉地区のみんなで頑張っていきたい」と話していた。

カレーなど郷土料理を販売する技能実習生