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日高報知新聞

花火や太鼓共演で熱気 様似 第52回アポイの火まつり 【様似】

迫力の演奏を響かせた様似アポイ太鼓と広尾町陣屋太鼓の共演

【様似】日高路の名物夏まつり「第52回アポイの火まつり」(実行委主催)が3、4の両日、錦町のふれあい広場で開かれた。天候に恵まれ両日とも多くの人出でにぎわい、花火大会やアポイ太鼓、歌謡ステージなど多彩なイベントを楽しんだ。

 両日ともビアガーデンや飲食など盛りだくさんの出店が並んだ。3日のステージは様似幼児センター園児による「キッズよさこいソーラン」で開幕。北海道警察音楽隊、様似中吹奏楽部、ストリートダンス「HUNGRY」、マーリエのフラダンス、様似アコースティッククラブの演奏と続き、初日の最後は5部構成の花火大会。鮮やかな花火が夜空に打ち上げられると観客から歓声が沸いた。

高齢者のフレイル予防などをPRした様似よいとこ体操。ステージ中央は荒木町長。

 4日は日高ミュージックスクールの演奏に続き、様似観光音頭を活用した高齢者のフレイル予防「様似よいとこ体操」を介護予防サポーターや荒木輝明町長、木下行宏副町長、浦河警察署の警察官ら25人が踊り、管内一高齢化率の高い町の介護予防の取り組みをPRした。えりもダンスサークル「E―Hearts」、浦河ダンスグループ「Glare」、日向ひょっとこ踊りが次々と出演して会場を盛り上げた。

 新メンバーが加わり1年ぶりに出演した伝統の様似アポイ太鼓(中村一雄代表、11人)は十勝管内広尾町の陣屋太鼓との共演で迫力の演奏を響かせた。一昨年に広尾町から様似町へ越してきた楫川翔大君(14)と弟の惺也君(9)が縁で日高山脈を挟んだ両団体の共演が実現。ステージを終えた翔大君は、「一緒に演奏することが出来て盛り上がった。今後も太鼓を叩いていきたい」と充実した表情で話した。

 実行委員長の荒木町長は日高山脈とその周辺地域一帯が国内35番目の国立公園に指定されたことに触れ、町の活性化に期待を込めながら、「短い様似の夏を満喫してほしい」とあいさつ。ラストの歌謡ステージはななみななさん、沙羅&たむたむさんの歌謡ステージで最後まで会場は熱気に包まれた。

 また、2日間とも様似建設協会・様似建成会による人気イベント「建設作業車の乗車体験」、4日は会場内で日高東部消防組合様似支署や様似消防団による消防PRイベントが行われた。

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