出品された１歳馬クナウ２０２３を観察する審査員ら

【平取】町軽種馬振興会（船越伸也会長）主催の第52回１歳馬品評会が17日開かれ、町内８カ所の牧場を巡回し出陳馬11頭を審査した。

　管理育成技術の向上を図る目的。

　審査委員は、ＪＲＡ日本中央競馬会日高育成牧場・浮島理場長、ＪＢＢＡ日本軽種馬協会静内種馬場・遊佐繁基場長、北海道調騎会・角川秀樹会長、スポーツライターの村本浩平氏の４人。

　品評会は、軽種馬生産者が育成場に送り出すまでの育成管理技術を競うもので、審査員たちは馬の体格や毛並みのほか、馬を引く人との関係性も観察して点数をつけた。審査された馬は、今後開かれる軽種馬の競り市へ出品される予定だ。

　品評会の結果は次の通り

　▽最優秀賞　クナウ２０２３（父ダノンスマッシュ・母クナウ）北島牧場（二風谷）▽銀賞　ディープビヨンド２０２３（父ダノンスマッシュ・母ディ―プビヨンド）（同）▽銅賞　プレアヴィヒア２０２３（父タワーオブロンドン・母プレアヴィヒア）船越伸也（荷菜）▽ＪＲＡ特別賞（牝馬賞）ブライティアスワン２０２３（父キセキ・母ブライティアスワン）コアレススタッド（川向）▽平取町軽種馬生産振興会特別賞（ベストターンドアウト賞）ディープピヨンド２０２３北島牧場（二風谷）。