〝くしろ地域〟魅力発信 振興局とローソン、ファンがコラボ【釧路市】
道東自動車道が今年度開通し、釧路と札幌が高速道路で直結することに合わせ、釧路総合振興局は地域の魅力を発信するキャンペーン「ツナガルくしろ」を28日から開始した。同局とくしろファン(KushiroLovers)、ローソンの3者が連携し、〝くしろ地域〟への誘客や周遊促進を図る。
ローソンは、道と包括協定を結びさまざまな取り組みを行っている。キャンペーンでは、くしろ地域のご当地グルメを全道の店舗で発売し、「食」を通じた地域の魅力を発信する。第1弾は、文化庁の「100年フード」に認定された釧路のそば文化の一つ「無量寿そば」。28日から道東地区のローソン107店舗で販売し、6月25日からは全道702店舗に拡大する。今後は、スパカツ、ザンタレバーガーなどを順次発売する予定。また、現在「大きなおにぎりザンタレ」も全道で販売している。
一方、同局ではSNS投稿キャンペーンを実施する。「#kushiro_lovers」を付けてX(旧ツイッター)またはインスタグラムに釧路管内の食や風景などを投稿してもらう。投稿者には抽選で認定証や商品が贈られる。
28日には同局の木村英也局長、ローソンの鷲頭裕子北海道カンパニープレジデント、発売する商品を監修した竹老園東家総本店の伊藤真司専務、レストラン泉屋総本店の鈴木由紀子社長と鈴木仁専務、南蛮酊の藤野俊江店主が出席し、キャンペーン開始のセレモニーが同局で行われた。木村局長は「商品を通してくしろ地域に関心を持った方に実際に来ていただき、食に加えて雄大な自然を味わってもらいたい」と話した。
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