２００台以上の名車がずらりと並んだイベント

　バイク愛好家が集う「コンロッドミーティング」が２６日、函館市青函連絡船記念館摩周丸前広場で開かれ、ユーザー自慢の二輪車など２００台以上がずらりと並び、参加者同士で交流を楽しんだ。

　バイク内部のピストンとクランクシャフトをつなぐ「コンロッド」にあやかり、イベントは人と人のつながりを大切にしようと名付け、２０１１年からスタート。

　１３回目となる今年は道南を中心に札幌や青森など市内外から愛好家が来場。１９５８年式のトーハツのオートバイ「ＰＫＤ５８」や、６０年代製のホンダの小型バイク「モンキー」といったビンテージバイクから最新型まで集結した。初夏のすがすがしい青空の下、参加者はバイク談義に花を咲かせた。

　キッチンカーに加え、物販やマジックショーも開催し、多くの来場者でにぎわった。主催するコンロッド函館の河原木好美代表は「バイク人口が少なくなる中、共通の趣味でつながれる場として若い世代も取り込めるよう継続していきたい」と話していた。