淡い紫フジ棚が見ごろ 幌村建設の庭園で八分咲き【新ひだか】
【新ひだか】三石蓬栄の建設会社、幌村建設(幌村司社長)の庭園にあるフジ棚が見ごろを迎えている。淡い紫色の花房が棚を覆うように咲き誇り、滝のように見える風景が広がっている。
フジは先代の妻が65年前に植えた1本の木から広がり、現在は長さ10・8㍍、幅3・6㍍ほどある棚いっぱいに無数の花房を付けている。幌村社長の妻・久子さんが管理しており、毎年2月中旬の木が休眠しているときにせん定を行っている。
久子さんによると、今年は日中の気温が高く、平年よりも早い5月12日ごろに開花し、22日現在で八分咲き。天候にもよるが、今月末まで楽しめるという。
同社の庭園ではフジだけでなく、ツツジやライラックも見ごろを迎えており、ヤグルマソウやバラ、モミジ、イチョウなどさまざまな草花が次々と咲き、秋まで楽しめる。ガーデン用のテーブルやイスも置いてありさながら植物園のよう。
今後は、アルケミラモリスやヤマボウシ、ギボウシなどが次々に見ごろを迎えるとのことで、久子さんは「庭園で野鳥のさえずりや草花を見ていると心が癒されます。近くに来たときには気軽に寄って見ていただけたら」と話している。
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