軽快な足取りで登山を楽しむ参加者たち

　第５０回カムイヌプリ山開きと市民登山会が１２日、登別市川上町のカムイヌプリ登山口を発着点に行われ、待ちわびた市民ら約３０人が軽快な足取りで春の登山を楽しんだ。

　カムイヌプリは、市街地から近く、沢渡りや岩場を登る鎖場など、さまざまな行程を楽しめるスポットとして市内外から多くの愛好家に人気がある。

　この日は３合目の登山口に集合。神事でシーズン中の安全安心を祈願した。登別山岳会の川村勝会長は「天候にも恵まれ節目となる５０回の山開きとなりました。皆さんと一緒に楽しく登りましょう」とあいさつし、テープカットでシーズン入りを祝った。

　参加した市民らは登山前に説明を受け、入念に準備体操を行い、山登りをスタート。しばし周囲の景色を眺めながら沢などの難所を乗り越え山頂を目指し、春の自然を堪能していた。

神事で登山の安全安心を祈願した