アスパラの出荷が最盛期に 日高 門別町農協農産物集出荷場で【日高】
【日高】町内緑町の門別町農協農産物集出荷場でアスパラの出荷が最盛期を迎えている。同農協では15戸の農家が2・7㌶でアスパラを生産しており、今年度の取扱高目標は27㌧、3850万円。25日は364㌔㌘を出荷した。
各農家から運ばれてきたアスパラを職員3〜4人で5段階に選別し箱詰めする作業にあたり、札幌みらい青果へ送られた。またギフト用としてホームページからの注文にも応じ、ふるさと納税の返礼品としても発送される。
アスパラは肥料を多く必要とするが、馬産地ならではの馬の堆肥を活用することで美味しいアスパラが生産されている。
春アスパラは5月中旬には出荷を終え、約2カ月間アスパラの光合成等を促進する準備期間を経て、7月中旬から夏アスパラとして9月末まで収穫する。路地アスパラは、冬に十分な水分を必要とすることや寒さに耐えることが必要なためビニールを外し、春にビニールをかけ直し1カ月ほどして出荷される。
川畑龍農産課長は「アスパラの人気は年々高まっている。今年の出来は、昨年の猛暑の影響で立茎が多く出すぎたこともあり、昨年より細いものが多い。今の農家を現状維持をしたい。新規就農者も入ってくるようだ。自然には逆らえないが、アスパラが多く生産できる天候になってくれることを願いたい」と話した。
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