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釧路新聞

阿寒に交流拠点「Fuu.」プレオープン 協力隊中心に運営【釧路市】

運営を担う地域おこし協力隊の﨑さん、田中さん、成田さん、高倉さん(左から)

 釧路市阿寒町の地域おこし協力隊が中心となって運営する新たな交流拠点施設「Fuu.」(市阿寒町新町2)が5月3日にオープンする。28日には一足早いプレオープンが行われ、訪れた地域住民たちが新たな拠点の誕生を祝うとともに、交流を楽しんだ。

 同施設は、阿寒地域における観光・移住情報発信や域内外の交流創出イベントの企画・実施、地域おこし協力隊の活動拠点という運営をベースに、カフェとしてドリンクやフードを提供するほか、レンタルスペース機能も持ち合わせている。

 運営は成田一幸さんを責任者に、﨑一馬さん、高倉大輔さん、田中賀土さんを含めた4人の地域おこし協力隊が行う。営業は月・木曜が午前8時~午後6時、金・土曜が午前8時~午後10時、日曜は午前11時~午後6時、火・水曜は定休。月・木・金曜の午後3~6時は学生の利用を優先するほか、金・土曜の午後6~10時はアルコールの提供も行い、大人の交流場に変わる。

 施設内は白を基調とした空間に、カウンター席が四つ、4人掛けテーブル席が三つあり、電源やフリーのインターネット環境も整備。地域の情報紙やショップカード、イベント情報のフライヤーなどが並ぶほか、メンバーが選曲した音楽が流れる落ち着いた雰囲気となっている。

 この日は、地域住民をはじめとする大勢の人でにぎわいを見せ、ドリンクや地場産品を使ったフードも好評。阿寒町で暮らし、夫婦で訪れた大平一明さん、真由美さんは「知り合いがたくさん来ていて楽しめた。地域の未来のために、若い人たちが頑張る姿を応援していきたい」と話していた。

 4月1日の着任から、わずか1カ月ほどでプレオープンにこぎ着けた成田さん。「苦労はあったが、まずは地域の人たちが楽しんでくれて良かった。交流拠点として幅広い世代の人や観光客、移住者が交流できる施設を目指していきたい」と意欲を示した。

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