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室蘭民報

多種多様な生き物見て 26日今季オープン、むろみん水族館【室蘭】

エアー遊具「ファファ」復活

コロナ禍で中断していた「ファファ」の再開準備などが進む水族館

 室蘭民報みんなの水族館(室蘭市祝津町、中澤雅樹館長)の営業が、26日に始まる。今季も多種多様な飼育動物、魚類の展示などを行うほか、コロナ禍で中断していたエアー遊具「ファファ」を曜日を限定して復活する。アザラシの給餌体験も行う。水素製造時の副生酸素の有効利用として、新たな展示水槽も設けている。オープン日は先着100人に記念品をプレゼントする。

 館内は展示水槽の清掃や遊具のメンテナンス、塗装チェックなどオープンに向けた準備が行われてきた。120種の生き物に親しまれる身近な水族館として、家族連れを中心に人気を集めている。

 新型コロナウイルスの感染予防のため見送っていた「ファファ」を再開する。土、日曜日と祝日限定になるが、子どもたちが遊具内部で遊べるようにする。また、以前は行っていたというアザラシの餌やりを有料で体験できる。

 環境省の「既存のインフラを活用した水素供給低コスト化に向けたモデル構築・実証事業」にも参画しており、水から水素を生成する際同時に発生する酸素を用いて、魚を育てる水槽を設けた。円型の水槽にサクラマスが飼育されており、元気に泳ぐ姿を楽しめる。

 今季はプレシーズンイベントとして、シーズンパスポート購入者限定で初めて館内を開放。ペンギンのパレード練習やコイの運搬などの作業を来場者が見学。「不完全な水族館を見てもらおう」との狙いで、オープン前の準備段階を楽しんでもらった。ここ数年は飼育動物たちの何げない姿が交流サイト(SNS)で大きな反響を呼んでおり、スタッフのアイデアが集客と注目につながっている。

 シーズンパスポートは堅調で、これまで260枚ほどが販売されているという。昨年は豪華客船が祝津埠(ふ)頭に接岸したことで、インバウンドの来館も見られた。

 中澤館長は「子ども向けの飼育体験に加えて、大人向けの体験もできないか検討している。親子連れがたくさん訪れる水族館、皆さんに喜ばれる施設を目指したい」と話している。

 営業時間は午前9時半~午後4時半。5月3~6日と8月13~16日は午後5時まで。最終営業は10月14日。

 問い合わせは同館、電話0143・27局1638番へ。

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