設置した鯉のぼりの下で走り回る園児たち＝23日午前＝

【新冠】５月５日のこどもの日を前に、町商工会青年部（奥山祐哉部長、部員13人）は22日、町内東町の認定こども園ド・レ・ミ（土井牧子園長、園児１０３人）の道路沿いと園舎中庭に約70匹の鯉のぼりを設置した。

　毎年商工会青年部が、商工会へ寄贈された鯉のぼりを使用して行っている事業で、２００７年（平成19年）から西泊津の新冠温泉・ホテルヒルズ前とホテルに通じる道路沿いに取り付けていたが、「子どもたちや町民に楽しんでもらいたい」と12年からド・レ・ミの道路沿いに場所を変更。

　この日は、青年部員７人が参加して大小さまざまな色の鯉のぼりを園舎フェンスに固定し設置。さらに、今年は、新たに約30㍍のロープに約50匹の鯉のぼりを園舎中庭に取り付け、作業を完了。

　奥山部長は「今年は、ロープ２本を園舎中庭に取り付けたので、風で泳ぐ鯉のぼりを下から見てほしい。鯉のぼりを見て子どもや大人もみんな元気になってほしい」と話した。鯉のぼりは５月７日まで設置している。

　青年部では、この活動を認知してくれている人も多くなり、鯉のぼりの寄付も町内外から少しずつ増えてきているが、傷みやすく、使わなくなったものがあれば商工会（☎０１４６・４７・２４２１）への寄贈を呼び掛けている。