久しぶりの水の感触を楽しむ子供たち＝16日午後＝

【新ひだか】静内体育館隣の静内温水プールが16日午後１時にオープンし、この日を待ちわびていた子どもから大人まで約50人が久しぶりの水の感触を楽しんだ。

　同プールは町教委が運営し、昨シーズンの来場者数は１万５２７４人（前年１万２３０３人）、実利用者数は１万２９１４人（同１万１３３人）。室温32度、水温約30度。12月15日まで８カ月間開設する。

　初日は午後４時から静内水泳スポーツ少年団の練習日で、約30人が泳ぎの感覚を取り戻そうと練習に励んでいた。

　練習に参加した水上楓雅（ふうが）くん（三石小３年）は「今年で３年目。クロールで50㍍を目標にしたい。久しぶりのプールは楽しい」、和田千菜美（ちなみ）さん（高静小４年）は「クロールの息継ぎを正確にできるようになりたい。泳ぐのが好き、今日は楽しく泳げた」とそれぞれ笑顔で話した。

　今シーズンも学校の夏休み期間を含む７月15日～９月15日までは、町内小中学生に無料開放するほか、各種水泳教室なども予定している。

　利用時間は４月～５月、10月～12月が午後１時～８時半（土日祝は午前10時～午後５時半）、６～９月が午前10時～午後８時半まで。休館日は月曜日（小中学校の夏休み期間を除く）。

　使用料は大人６２０円、高校生３７０円、中学生２５０円、小学生１２０円。小学校入学前は無料だが、保護者の同伴（水着着用）が必要。料金がお得な回数券（６回、13回）の販売もある。