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十勝毎日新聞

雪蔵甘熟コーヒー完成 「トカプ」が販売開始【中札内】

雪蔵甘熟コーヒーを提供する木村代表(左)

 中札内村の自家焙煎(ばいせん)コーヒー店「トカプコーヒー」(木村務代表)は1日、コーヒーの生豆を雪蔵貯蔵庫で3カ月間保管し熟成させた「雪蔵甘熟コーヒー」の提供を始めた。同日、店舗での販売に先立ち、今季の営業を始めた道の駅なかさつないの物産販売所あんてぃーで試飲サービスを実施。木村代表は「甘みや酸味の違いを楽しんでほしい」と話した。

 雪蔵でのコーヒー豆の熟成は、帯広市桜木町の「とかち井上農場」(井上慎也代表)が協力。木村代表は昨年12月、3カ月の短期熟成と1年の長期熟成を目的に、同農場の雪蔵貯蔵庫にコスタリカ産とグアテマラ産の生豆計80キロを貯蔵。室温0度前後で生豆を保管した場合、コーヒーの味わいがどう変化するかを見極める取り組みを始めた。木村代表によると、3カ月以上の雪蔵貯蔵は全国でも珍しい。

 1日に販売を開始した雪蔵甘熟コーヒーは、木村代表が3月27日に雪蔵から搬出し、同店で焙煎(ばいせん)した。木村代表は「コスタリカ産は甘みが引き立ち、グアテマラ産は酸味がマイルドに仕上がっている」と話す。

 この日の試飲サービスではコスタリカ産のコーヒーを提供。試飲した村内の柿本ちほさん(38)は「フルーティーで、甘みがあって飲みやすい」と話した。

 コーヒー豆はいずれも100グラム1200円。トカプコーヒーとあんてぃーで販売している。

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