レ市親善訪問「楽しみ」【新ひだか】
【新ひだか】3月25日から4月3日までの日程で町の国際姉妹都市、米国・ケンタッキー州レキシントン市を親善訪問する中高生ら男女9人が18日夜、役場静内庁舎で行われた出発式で交流への抱負を述べた。
町とレキシントン市は、馬産地が縁で1988年(昭和63年)7月に姉妹都市提携。以来、友好親善訪問団の相互派遣による交流を深めている。
コロナ禍の影響で前回から5年ぶりの訪問となる。レ市では市長や関係市民との交流を深め、7日間のホームステイや学校訪問などの親善交流で国際的視野、見分を広めることを目的としている。
大野克之町長は「今まで町長、議長などが親善訪問交流をしていたが、今回は中高校生の交流ということで学校推薦により決定。体に気を付けていろいろな体験を楽しんで、無事に帰ってきてほしい」と激励した。
2回の事前研修を終えた参加者は、「外国に行ってみたかったので楽しみ」「言葉が通じるか不安」「入国審査をパスできるかドキドキしている」「外国の文化に興味があり、将来は留学したい」などと話し、最後に随行の中村隆志団長(企画課長補佐)は「言葉に不安はあるが、皆さんが安全に楽しんで交流ができる配慮をしたい。町長のメッセージをレ市長にしっかり英語で伝えたい」とそれぞれ抱負を話した。
派遣団員は次の通り。
▽団長 中村隆志(町職員)▽団員 中村菜摘(静内高1年)、中山夏凪(同)、谷川未来(静内農高2年)、藤吉優凛(静内第三中1年)、服部美里(同2年)、野表優依(静内高2年・静高基金枠)、中村昂蓉(同・ロータリー枠)、山田有紀子(町職員・引率)
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