思い出を胸に320人別れ 帯畜大卒業式【帯広】
帯広畜産大学(長澤秀行学長)の卒業・修了式に当たる「学位記並びに修了証書授与式」が19日午前10時から、同大講堂で開かれた。卒業生と修了生の計320人が、希望を胸に思い出のキャンパスへ別れを告げた。
今年度の卒業・修了生は、学部251人、別科9人、大学院60人。長澤学長が代表者に学位記や修了証書を手渡し、「グローバル人材である皆さんには新しいことに挑戦し、自らのアイデアと努力で想定外の課題にも真っ向から立ち向かって将来をけん引してほしい」とあいさつした。
卒業生代表の佐々木雄望さん(共同獣医学課程6年)は答辞で、「仲間との思い出により、帯広で過ごした時間はかけがえのないものになった」と述べた。学業成績優秀者が表彰され、最後は学生歌「逍遙(しょうよう)歌」が演奏された。
講堂の外には部活動の後輩らが集まり卒業生を出迎えた。先輩の名前を書いた立て看板などを用意して、花束を渡したり記念写真を撮ったりして門出を祝福していた。