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函館新聞

重機彩るアート 函館の画家・藤倉さんデザイン 福島・中塚建設【福島】

デザインした重機と対面した藤倉さん(左)と中塚社長

 【福島】中塚建設(中塚徹朗社長)は函館在住の画家、藤倉朱里さん(20)に新たに導入する小型バックホーの外観デザインを依頼した。車体のオレンジ色を生かしながらヒョウ柄として、アーム部分の個性的な目玉も特徴的だ。藤倉さんは「最初は派手にしようとしたが、バランスを見ながらシンプルかつアートな感じに仕上げた」と話している。

 中塚社長(66)が2022年3月に函館市内で開かれた藤倉さんの個展を訪れ、展示作品のモチーフとなったキリンと、同社がキリン柄クレーンを使用している縁もあって意気投合。1965年の創業から60周年となるのに向けて、藤倉さんに改めて重機用のデザインを依頼した。

 新たに導入する重機のアーム部分、座席回り周辺には、ヒョウ柄や幾何学的な模様などを配置。左右非対称で立ち位置によって別車両にも見える。15日には日立建機日本北海道支社南北海道支店函館営業所(北斗市七重浜8、長塚洋典所長)でカッティングシートの貼り付け作業中の現場を藤倉さんも訪問した。

 藤倉さんとって〝過去最大〟の作品となり、大きさを想像しながら作業したといい「楽しくデザインできた。完成が待ち遠しかった」と原画通りに仕上がっていく様子を喜び、その場で「ヒョウカちゃん」と愛称を付けた。

 中塚社長は「目立つので安全にも寄与する。いち早く現場で動かしたい。建設業界のアピールにもなれば」と話していた。

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